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いらっしゃいませ。
53歳で早期退職を決断した
「おーた23(おーたにさーん)」です。
今日は、私が長年勤めていた**鉄道会社の「現場のリアル」**について書いていきます。
テレビの「4K解像度」ではありませんよ(笑)。
鉄道現場でよく言われる「4K」とは――
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K:きつい
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K:きたない
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K:キケン
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K:給料安い
この4つの“K”を表す言葉です。
一見するとネガティブな言葉に見えるかもしれません。でも私がこの4Kを通して学んだこと、それは――
「すべては、自分の感じ方・考え方・行動次第で変わる」ということ。
①「きつい」勤務
鉄道会社では、通常の「日勤」だけでなく、**昼夜交代勤務や夜間勤務(夜勤)**があります。
こうした勤務体系は、ホテルや病院、警察、消防署、工場など、24時間動き続ける職場では珍しいものではありません。
休憩や仮眠時間もちゃんと確保されています。
ただし、地震や台風、故障などが発生すれば、復旧のために緊急対応することも。
ここで、こんな言葉を紹介させてください。
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二流:「きつい」と思えば、本当にきつく感じる
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一流:「きつくない」と思えば、不思議と気持ちも軽くなる
私は…完全に「二流」でした(笑)
だからいつも「疲れた、しんどい」と感じていたのかもしれません。
②「きたない」作業
現場作業は、確かに汚れることもあります。でも、作業着は会社で洗濯可能。
いつも清潔な服で仕事に臨めます。
そして何よりありがたかったのが、会社内にお風呂があったこと。
現場仕事の後に汗を流してから帰れるなんて、恵まれていたと思います。
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二流:身なりに無頓着で「きたなくなる」
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一流:いつも清潔に整えているから「キレイになる」
私は、ここでは「一流」だったと思っています。
仕事終わりの風呂が、小さなご褒美でした。
③「キケン」との向き合い方
鉄道現場の仕事は、**「触車」「感電」「墜落」「転落」**など、命に関わるリスクもある仕事です。
だからこそ、安全対策は徹底されています。
作業前の危険予知(KY)ミーティングはもちろん、作業方法の見直しや監視体制の強化も日々進化。
幸い、私が在籍していた会社では、重大災害は発生しませんでした。
ですが、「人」が働く以上、災害のリスクはゼロにはできません。
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二流:「キケンだけど大丈夫」と思い込み、油断する
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一流:「キケンだからこそ慎重に」と、安全行動を徹底する
私は両方の経験があります。
本当に…何事もなくて良かったと、今でも思います。
④「給料安い」は本当か?
最後のK、「給料安い」。
これは正直、鉄道会社ごとに事情が異なるので一概には言えません。
ただ私が気になるのは、若年層の給与水準です。
物価が上がるなか、給与が据え置きのままだと、生活水準が下がり、将来に希望が持てなくなります。
車を手放す人、結婚をためらう人も増えているように感じます。
そして、お金に対する価値観にも「格」があると、私は思っています。
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三流:後先考えずに浪費する
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二流:節約ばかりで我慢し、楽しみを失う
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一流:お金に感謝しながら、上手にやりくりする
私は…昔は「二流」、今はようやく「一流」になりかけているかもしれません。
「足るを知る」
その言葉を胸に、今ある暮らしを楽しんでいます。
最後に
鉄道会社の「4K」は、たしかに厳しさもある現場です。
でも、それをどう受け止めるかは、自分次第。
人生をよりよくするために必要なのは、
与えられた環境のせいにするのではなく、**「自分の心の持ち方」**を見つめ直すこと。
この記事を読んでくださった方の中に、
「今の仕事に誇りを持とう」と思えるきっかけになる方がいれば、嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最高の人生。
今日も感謝。
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