ご覧いただきありがとうございます。
いらっしゃいませ。
今回は、「プロ野球と職場の共通点」シリーズ監督編です。
前回
■ 「監督」という存在
プロ野球における「監督」は、まさに現場のトップです。
戦略を描き、選手を見守り、時には厳しく、時には温かく、チームを率いていきます。
職場に置き換えるなら、会社によって呼び方は様々ですが、
ここでは「部長」という立場を「現場の監督」とさせていただきます。
■ 監督(部長)の最大の役割
それは、
「選手(従業員)の能力を最大限に引き出し、結果という目的・目標を達成させること」
に尽きます。
プロ野球の世界では、こんな言葉をよく耳にします。
-
辞任のときの言葉:
「思うような結果を果たせなかったので、責任を取って辞任します」
「結果が出なかったのは、すべて私の責任です」
-
勝利時の言葉:
「結果を出せたのは、選手たちのおかげです」
この姿勢に、私はいつも心を打たれます。
「勝っても部下のおかげ、負けたら自分の責任」
この矛盾を受け止める覚悟こそ、監督の仕事の本質ではないでしょうか。
■ 一方、職場では…
では、職場ではどうでしょうか?
-
「〇〇がちゃんと仕事をしなかったから…」
-
「〇〇の責任で失敗した」
-
「〇〇が能力不足だった」
ついつい、他責の言葉が出てしまいがちではありませんか?
もちろん人には向き・不向きがありますし、失敗の原因が1人のせいではないこともあります。
けれど、「結果を果たせなかった責任」を**部下のせいにする監督(上司)**がいるとしたら、
それで、良いチームに導けるでしょうか?
■ 違いと共通点
今回、プロ野球と職場の“共通点”の話をしてきましたが、
ここではあえて、**「違い」**に触れました。
なぜなら、
職場においても「プロ野球の監督のような姿勢」が求められていると、私は思うからです。
監督や部長の役割とは――
選手や従業員の能力を引き出し、導き、チームで勝つこと。
■ 私が学んできたこと
私はプロ野球観戦歴43年。
これまで、たくさんの名将・迷将の采配を見てきました。
同時に、会社員として35年間、さまざまな上司にも出会ってきました。
その中で強く感じたことがあります。
「人を成長させる」ためには、 「人の能力を最大限に引き出す」ことが何より重要だ。
そしてこうも思います。「人を活かすも、殺すも、人次第」
■ 今すぐできること
「人を活かす」ために、今この瞬間からできること。
それはとてもシンプルなことかもしれません。
笑顔を忘れないこと。
感謝の気持ちを、言葉にすること。
これだけで、チームの空気は変わります。
きっと、誰かの心も変わります。
■ 起業にあたっての決意
私はこれから、起業という新たな道を歩みます。
その中で、これまで出会ってきた監督・上司・仲間たち、
そして数々の本から学んだことを糧に、
**「人を活かせる自分」**でありたいと強く思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「最高の人生」へ。
今日も感謝。
コメントを残す