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53歳で早期退職を決断した
「おーた23(おーたにさーん)」です。
前回投稿
の続きです。
今から2年前(2023年9月)の思い出です。
35年間勤めた鉄道会社を退職し、自由を手に入れた私。
今は、誰からも時間を拘束されない毎日を過ごしています。
でも——
自由になって初めて気づいたのです。
「自分には、教養という武器がない」という事実に。
私は、鉄道会社一筋35年。
その業種・業界においては専門性も実績も積みました。
しかし、視野を広げてみれば「それしか知らない自分」がいたのです。
有休休暇消化中の9月
私は、大型書店に通うようになりました。
とにかく、本を読むことから始めようと決めたのです。
ジャンルは、「お金」「起業」「人生」など——
これから生きていくために、自分に必要だと思ったテーマばかりでした。
読書好きなのに、読めない?
実は私は昔から「本を買った瞬間に読まなくなる」という癖がありました。
「いつでも読める」という安心感からか、最後まで読み切れないことばかり。
それでも新しい本をまた買ってしまう。そんな自分が、ちょっと情けなかった。
変わるきっかけは「カフェ」でした
通い詰めた大型書店には、カフェが併設されていました。
購入前の本を手にとって、コーヒー片手に読むことができます。
そこで私は気づいたのです——
買う前の本なら、最後まで読める
時間制限がある空間なら、集中できる
この経験から「読める自分」に出会えました。
宝物のような1冊
最後まで読んで「これは」と思った本は購入するようにしました。
それはもはや「ただの本」ではなく、努力の証であり、自信のカケラです。
買ったことで読まなくなるかもしれない。
でも、一度は最後まで読んだ本だからこそ、そこに意味があります。
自由を手に入れたその先で、私は「教養」と出会いました。
誰にも強制されず、でも自分の意志で学ぶ楽しさ。
それが今の私にとって、何よりの贅沢です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最高の人生。
今日も感謝。
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